カンボジアの玄関口、首都プノンペンにあるプノンペン国際空港。
関空からホーチミン経由でやってきました。

プノンペン市内を観光。
まずはカンボジア国立博物館。
赤茶色のクメール様式の建物が印象的。

１９２０年に開館した古い歴史のある博物館。
多くはアンコール遺跡から発掘されたクメール王朝時代の芸術・美術品を展示する。

国立博物館の南側にプノンペンのシンボル、王宮が建つ。
東側の公園辺りから見た王宮の風景。

現在でも国王が居住する宮殿である王宮、ロイヤル・パレス。

東側の公園辺りからの王宮正門、チャンチャーヤの館の風景。

王宮内へ入ります。
歴代国王ではシアヌーク殿下の名で知られるノロドム・シアヌークが有名。

王宮は１８６６年に建設された。
それまでの王宮はかつての首都ウドンにあった。
１８６６年プノンペンへ遷都された。

王宮で見かけた僧侶。
カンボジアでの宗教は仏教のひとつ、上座部仏教が国教。

この建物は博物館になっている。
カンボジアはフランスの植民地時代が長く続いたが、１９５４年独立し、王国となった。
独立後の初代国王がシアヌーク殿下。

王宮の南に隣接するシルバー・パゴダ。
敷地内にはいくつかのストゥーパが建つ。
スラマリット王のストゥーパ。
ストゥーパとは仏塔の事で、お釈迦様の遺骨、仏舎利を安置する塔の事。

こちらのストゥーパはカンタ・ボーファ王女のストゥーパ。
カンボジアの独立後、クーデターやポル・ポト派の独裁体制などの混乱期、カンボジア内戦を経て１９９３年カンボジア王国となる。

王宮の東に、プノンペン市内を流れるトンレ・サップ川がある。
岸辺から上流方向の風景。

トンレ・サップ川はこの辺りでメコン川と合流する。
合流地点辺りの中洲にあった建物。
現在は無くなっている様だ。

王宮から北西へ１ｋほど行った所に大きな市場がある。
セントラル・マーケットと呼ばれる市場で、プノンペンでも最も大きい市場。

こちらは中央のドームの下、貴金属やアクセサリーなどを置いている。
セントラル・マーケットは１９３０年ごろからあるらしい。

雑貨や家電など色々なものが置かれている。
建物の外周でも通路上にテント張りをして店を出している。

フルーツのお店。
カラフルな果物類がたくさん置かれていた。

フルーツのお店。
セントラル・マーケットは中央に円形の建物があり、そこから四方に十字状に建物が伸びている。

細い通路にひしめく様に店が続く。
場内は迷路のようで、直ぐに方向が判らなくなり迷子になります。

プノンペン市内の風景。
三輪自転車タクシーのシクロに乗る地元のおばちゃん。

再びプノンペン空港。
これからカンボジア観光の目玉、アンコール・ワットへ向かいます。

シェムリアップ国際空港への機内からの風景。
筆者が訪れたときはプノンペン空港はポチェントン国際空港と呼ばれていた。

シェムリアップから戻ってきました。
プノンペン観光をもう一つ。
ここは仏教の寺院ワット・プノン。

本堂に安置されている、眩いばかりの仏像。
ワット・プノンはセントラル・マーケットから北へ０．５ｋほど、トンレ・サップ川にほど近い場所にある。

境内に建つ仏塔、ストゥーパ。
ワット（寺）・プノン（丘）の名の通り、寺は円形の小高い丘の上に建つ。

お堂に入る僧侶。
昔、女性信者のペンさんがトンレ・サップ川に浮いていた仏像を見つけ、丘の上に祠を建てて祀ったのがワット・プノンの起こりだとの事。

境内に建つ仏塔と、その手前には花壇に時計が仕込まれている花時計が置かれていた。
首都プノンペンの名はプノン（丘）ペンで、ペンさんの丘と呼ばれた事から付けられたそうだ。

ワット・プノン近くで見かけたシクロ。
筆者が訪れた当時は街中にたくさんのシクロが走っていた。
今はオート三輪タクシーのトゥクトゥクに取って代わられているらしい。

これでプノンペンの観光はおしまい。
プノンペン空港から帰国します。
この空港は観光客の増加のため手狭になり、軍用飛行場のコンポンチュナン空港を整備して民間空港として開港する予定。

カンボジアの入国ビザと入出国スタンプ。