旧ポルトガル領、マカオ。
ここは聖ポール天主堂跡。
１７世紀に建てられたポルトガル大聖堂。
現在は正面のファサードのみ残る。

聖ポール天主堂跡はマカオで最も有名な観光地で、マカオ歴史地区としてユネスコ世界文化遺産に登録されている。

マカオにおける最古の中国寺院、媽閣廟。
媽閣山の麓に建ち、境内を高台に登って行くと、湾が一望できる見晴らし台にでる。
「太乙」の文字が刻まれた石碑があった。

媽閣廟の見晴らし台から見た湾の風景。
タイパ大橋が見通せた。

この寺院は普濟禅院。
１４世紀、元王朝時代に創建された、マカオの寺の中でも由緒ある古刹。
現在の建物は１７世紀に再建された建物。

寺の門をくぐると中庭に出て、正面に本堂の大雄賽殿が建つ。
その左右にもお堂が並び建っている。

地元では観音堂と呼ばれ、お参りに来た参拝者も多く、堂内は線香の煙でかすんでいた。

寺の裏は庭がある。
その庭に菩提樹の大きな木が立つ。
何本かの木が樹上で絡み合っていて、地元では恋人の木と呼ばれている。

まだ中国返還以前のマカオ入出国スタンプ。