多くの人が行き交う、レンガ造りが美しい、コペンハーゲン中央駅の駅コンコースの風景。
これから北にあるヘルシンゲルへ向かいます。

コペンハーゲン近郊の路線図。
ヘルシンゲルには世界遺産にも登録されているデンマークの代表的な城、クロンボー城がある。

ヘルシンゲルへ向かうため、これから列車に乗ります。
中央駅プラットホームの風景。

クロンボー城へはコペンハーゲンからデンマーク国鉄の近郊電車で５０分位のヘルシンゲル駅が最寄り。
列車の車窓からの風景。

終着駅へ到着。
行き止まりのヘルシンゲル駅プラットホーム風景。
ヘルシンゲルの街はデンマーク、シェラン島の北東部に位置する。

ヘルシンゲルの街には、とても狭い海峡で知られる、スウェーデンとの国境をなすエーレスンド海峡がある。
ヘルシンゲルのヘルシは首の意味で、狭い海峡を指す。

ヘルシンゲル駅の駅舎風景。
この駅はスウェーデンへのフェリー乗り場とも直結していて人の出入りは多い。

ヘルシンゲル駅から、さらに地方へ続くローカル線が延びていた。
駅近くの線路は路面電車に近かった。

ヘルシンゲル駅からのローカル線はホーンベック線と呼ばれ、シェラン島の北部をギレレエ駅まで結ぶ２４ｋほどの路線。

海岸線沿いにクロンボー城へと北に向かう。
途中で撮った港町ヘルシンゲルの風景。
左の教会は聖オーライ教会、右は聖アンナ教会。

望遠レンズで聖オーライ教会を。
１３世紀頃に建てられた教会で、高い時計塔は、高い建物が少なく小さいこの街では遠くからでも見つける事ができる。

クロンボー城へ到着。岬の突端に建てられている。
まずは全景を撮る。
手前の車がジャマでした。

クロンボー城西側に広がるお堀。
この城はシェイクスピアの悲劇「ハムレット」に出てくるエルシノア城のモデルとなっている。

橋が架かっている手前の場所はワーテンバーグ・ラベリンと言われる小島状の砦。
橋の先、正面は城の外側砦、西口ゲートのクラウンワーク・ゲート。

橋のたもとから見た、クラウンワーク・ゲート正面の風景。
クロンボー城は元々はクローエン城と呼ばれていたが、１６世紀末に増改築された際にクロンボー城と名を改められた。

お城は二重の堀に囲まれている。
ゲートをくぐり、内堀を左周りに北へ進む。
城内への入り口が見えてきた。
右手前の塔はキングス・タワー。

正面の入り口は北側の砦、ダークゲート・ラベリン。
後ろはバルト海が広がる。
温暖化の影響が無かった中世の頃は冬、海が凍って歩いて渡れたとの事。

城内へ入る。
ここはキャッスル・コートヤードと呼ばれる周囲を建物で囲まれた中庭。
噴水を中心に正四角形に建物が建っている。

一際高く建つ塔楼はトランペッター・タワー。
塔の上からラッパで合図を送った。

中央の噴水と入城門。
元々は１３世紀頃、海峡を通行する船から税金を取るための城塞として築かれた。
ユネスコ世界文化遺産に登録されている。

お城の外周は堤防になっていて、帰りはぐるっと一周した。
東側からの風景。
右手前の塔はカッケルボルグ・ピジョンタワー（鳩塔）。
左端の四角いのはテレグラフ・タワー。

お城の外周堤防からのエーレスンド海峡の風景。
スウェーデンとの国際フェリーが行き交う。

クロンボー城の西側、二重に造られている堀の外堀と城郭の風景。

帰りは街中を通って駅まで。
写真は福音ルーテル聖アンナ教会。

聖オーライ教会の時計塔。
前述の写真は遠目の写真だったが、帰りは実際に立ち寄りました。

街中のお土産屋をウインドショッピング。
ここは陶器でできたビールジョッキの店。
ヘルシンゲルには古い地ビール工場もある。

クロンボー城とヘルシンゲルの街の観光はおしまい。
再びヘルシンゲル駅に。
プラットフォームの風景。

ヘルシンゲルの街からフレデリクスボー城の拠点、ヒレロズへ向かう。
この路線もかなりのローカル線。

ヒレロズ行きの列車からの風景。
出発してしばらくはエーレスンド海峡沿線を走る。

途中駅のKvistgård駅の風景。
ヘルシンゲルからヒレロズまでのローカル線はリトル・ノースラインと呼ばれる路線。
２０ｋほどの短い路線。