ここはリンチャ島。
コモド国立公園に属し、コモド島以外にコモド・ドラゴンが生息し、個体も多く見物に適した島の一つ。
船着場の風景。

リンチャ島は湿地が多く、公園入り口周辺にはマングローブ林が広がっていた。

マングローブ林の湿地帯をゾディアック・ボートで探検していた観光客。

マングローブ林の風景。
根がむき出しで、絡み合うように生えている。

船着場から湿地帯が続く。
公園入り口の風景。

はさみが片方大きいシオマネキの一種、ベニシオマネキ。
干潟が続くリンチャ島では沢山のベニシオマネキがいた。

干潟を進むと国立公園管理事務所の建物があった。
看板にはロブアヤ・リゾートとあったので、宿泊施設も兼ねているのだろう。

干潟に動くものが。
サルが干潟を歩いていた。
これはカニクイザル。

先程、干潟で見かけたシオマネキを餌としているのがカニクイザル。
こちらは森の中にいたカニクイザルの群れ。

カニクイザルと言ってもカニだけを食しているわけでは無い。
特定外来生物にも指定されている様に、何でも食べる雑食で、農作物を食害する。

リンチャ島のコモド・ドラゴン。
とても鋭いカギ爪を持つコモド・ドラゴン。
肉食の彼らは獲物を追いかけはせず、待ち伏せして通りかかった動物を襲う。

公園内の散策では必ずパーク・レンジャーと呼ばれる公園監視員が同行して行う。
毒を持つコモド・ドラゴンに襲われたら、敗血症などを起こし死亡する事もあるから。

ここでは３匹のコモド・ドラゴンがいました。
真昼だったため、体温が上がり過ぎない様に木陰で涼んでいた。

コモド・ドラゴンの子供ではありません。
トカゲです。
この様な小さな生き物は子供のコモド・ドラゴンの餌になるとの事です。

この木はロンタルヤシ。
この木からはヤシ酒が造れるそうです。

こちらはコモド・ドラゴンの子供。
体の斑点がくっきり出ている。

子供のコモド・ドラゴン。
これでも８０センチから１ｍ近い大きさだった。

絞め殺しの木。
何とも物騒な名前が付いているこの木は、他の木に寄生して成長し、最後には宿主の木を枯らしてしまう。

ブッシュを散策していると野生の水牛に出会った。
大きな水牛もコモド・ドラゴンの餌になる事があるらしい。
ただ大きいため、毒が体に回り倒れるまで相当の時間が掛かるとの事。

暑い中、水溜まりを見つけ、ゆったり水浴びをする野生の水牛。
のんびりしているとコモド・ドラゴンの餌食になりますよ。