メキシコシティの中心地、ソカロ広場。
この日は９月１６日でメキシコの独立記念日。
イベントが行われるのか、広場は人で埋め尽くされていた。

ソカロ広場の北側に建つカトリック教会、メトロポリタン大聖堂。
市民にはカテドラルと呼ばれて親しまれるている街のシンボル。
メキシコシティ歴史地区とソチミルコとしてユネスコ世界文化遺産に登録されている。

ソカロ広場から西に延びる通り。
元大統領の名を取ってフランシスコ・Ｉ・マデロ通りと名づけられている。

フランシスコ・マデロ通り、独立記念日のこの日は歩行者天国になっていて、沢山の人が出ていた。
沿道では色々な品を売る露店が出ている。

ソカロ広場から北へ６ｋにテペヤクの丘があり、そこに建つグアダルーペ寺院。
これはその旧聖堂。
聖母マリアが人々の前に現れる、いわゆる聖母の出現で有名な教会で、カトリック教会が公認した数少ない１６例の一つ。

グアダルーペ寺院の巨大な新聖堂の堂内。
聖母の出現により、ここは聖地となり巡礼者も多くなった事、旧聖堂が地盤沈下で傾き始めた事から新しく聖堂を建てた。

ディエゴと言うインディオの前に現れ、奇跡を起こした際に、彼のマントに聖母像が焼き付いていたとされる。
その聖母像が新聖堂の堂内中央祭壇に掲げられている。

訪問時、ドームの様な礼拝堂内では丁度、司祭によるミサが行われていた。

ソカロ広場から西へ６ｋほどにチャプルテペック公園がある。
バスの車窓から見た、通りに置かれた雨の神、トラロックの石像。

ここはチャプルテペク公園西エリアの南を通るコンポシトレス通り。
その南側の歩道に様々な神々の石像が置かれていた。
さながら博物館の野外展示の様だ。

コンポシトレス通りから北へ延びるロドルフォ・ネリ・ベラ通りの東側に浄水場がある。
その水門の建物は現在ドロレス・カルカモ博物館となっていて、メキシコの画家、ディエゴ・リベラの壁画を公開している。
写真は博物館前、雨の神の彫刻があるトラロックの泉。

チャプルテペック公園の北側に建つメキシコ国立人類学博物館。
博物館入り口広場の風景。

博物館の広々とした中庭の風景。
手前は円形の大噴水。

館内の風景。
メキシコ古代文明のトルテカ、アステカ、テオティワカン、マヤなどを分類して展示している。

ジオラマ模型の展示物。
これは１５世紀に栄えたアステカ帝国の首都テノチティトラン。
その後スペインに破壊され、跡にメキシコシティが築かれた。
メキシコシティはアステカ帝国の時代の文化と征服されたスペイン文化が混在している。

ジオラマ模型の展示物。
マヤの神殿、ピラミッド。

トルテカ文明の展示物。
ジャガーの頭飾りをつけた像。

街中のお土産屋。
カラフルな、マスクの様な品が置いてあった。
メキシコシティは海抜2200mを越える高地にある、人口2000万人を超える大都市。

通りを歩いていると、大変な人だかりが。
何かと思えば、独立記念軍事パレードが行われていた。

軍事パレードの事は知らずにメキシコシティを訪れたが、装甲車や戦車など何百台も行進する様は圧巻だった。

市民もパレードを見るのは大好きで、沿道での露店も沢山出ていて、みんな楽しんでいた。
写真中央に建つのは独立記念塔。

露店で売られていたメキシコの国旗。
国旗中央の図は蛇を咥えた鷲が湖の岩に生えたサボテンに止まっている図。

パレードの進行は比較的ゆっくりとしているので、バイクの様な二輪車は安定走行を保つのが大変そうだ。

装甲車のパレード。
メキシコ独立記念日は９月１６日。
目玉行事として軍事パレードがソカロ広場チャプルテペック公園まで行われる。

お昼に立ち寄ったレストランでは、メキシコ民族ダンスのショーや民族音楽メキシカン・マリンバの演奏を聞かせてくれた。

車社会の中で、農家ではのんびりとロバ車で荷を運んでいた。

道中、土産屋の前にロバがいた。
有名だとの事で見ていると、ビール瓶を口にくわえ飲みだした。
酔っ払わないのかな。

ホテルの部屋からの街の夜景。
これから夜の街を散策に出かけます。

ここはソナ・ロッサと呼ばれる繁華街。
そのロータリーに建つのが独立記念塔。
てっぺんには金色に輝くエンジェルが美しくライトアップされている。

メキシコの入国スタンプ。