ここはメキシコ南部、オアハカ州の州都オアハカ。
オアハカ空港の風景。

アエロメヒコ航空。
メキシコを代表する最大の航空会社で同国のフラッグキャリアである。

メキシカーナ航空。
メキシコでは古い民間航空会社で、アエロメヒコ航空と並びメキシコを代表する航空会社だったが、経営不振から２０１０年に幕を閉じた。

オアハカへの玄関口、オアハカ空港。
オアハカは古代遺跡モンテ・アルバン観光の基地でもある。

まず来たのは街の中心地、オアハカ歴史地区にあるソカロ広場。
１００ｍ四方の正方形で、木々が茂り、市民の憩いの場だ。
風船の売り子がいた。

ソカロ広場の北西角からマヌエル・ガルシア・ビヒル通りの風景。
ソカロ広場周辺にはホテル、レストラン、カフェなどの店が並びにぎわっている。

ソカロ広場の北側にはオアハカ大聖堂、カテドラルが建つ。
その正面、ファサードの風景。
堂々とした風格のある建物で、正面を飾る彫刻類が素晴らしい。

カテドラル前の広場でハトを追っかける子供たち。
大聖堂の建築は１５３５年に始まったが、完成までは１００年もかかった。

カテドラルの入り口。
これから聖堂内へ入ります。

カテドラルの礼拝堂。
聖堂内は広く、複数の祭壇がおかれている。

この一画ではパイプオルガンがおかれていた。

聖堂内のステンドグラス。
カテドラル、オアハカ大聖堂内は派手で荘厳な雰囲気ではなく、どちらかと言うと質素な造り。

カテドラル前広場。
民芸品を売る露天商。
写真奥はソカロ広場。

筆者が宿泊したホテル・アルカラ。
美しい町並みにマッチするシンプルな石造りのホテル。

部屋のバルコニーから通りの風景。
オアハカの建物はスペイン統治時代の建築様式、いわゆるコロニアル様式になっている。

オアハカの街を散策。
通りにあったオープンカフェ。

シャレたレストランが多い。
建物１階部分を通路にするピロティ風の様式が多い。

雰囲気のある看板だ。
イタリヤ料理店だろう、パスタとカフェとある。

通りで見かけたレストラン。
スペイン語で蓮の花とある。
ベジタリアンの店の様だ。

オアハカの街には高い建物やビルはほとんど無く、多くの店も歴史が有りそうな古い建物をモダンに手入れして使っている様だ。

こちらもイタリア料理店の様だ。
カテドラルなどオアハカの街は、オアハカ歴史地区とモンテ・アルバンの古代遺跡としてユネスコ世界文化遺産に登録されている。

ソカロ広場から１ｋほど北へ行くとオアハカ歴史地区の代表的建造物、サント・ドミンゴ・デ・グスマン聖堂がある。
教会前の広場で筆者近影。

教会内の聖堂の風景。
黄金色に輝く壁や天井、装飾品には驚かされる。
中でも正面、礼拝堂は眩いばかりの美しさ。

聖堂入り口の天井。
この幾何学的な模様はブドウの樹のツルをモチーフにした生命の樹と呼ばれる装飾。

主祭壇のレタブロ、並ぶ９聖人の像。
レタブロとは、カトリック教会礼拝堂を彫刻や像で美しく飾った祭壇のこと。

礼拝堂主祭壇の上の天井を飾る幾何学模様の装飾。

礼拝堂の風景。
祭壇に向かって祈りをささげる人たち。

礼拝堂のステンドグラス。
サント(聖)ドミンゴとはドミンゴ・デ・グスマン・ガルセスの事。
スペインのカトリックの修道士で、スペイン国内やフランスなどで布教活動を行い、死後聖人となった。

サント・ドミンゴ教会内に併設されているサンタ・ロサリア礼拝堂。
ここも美しく、白い壁と黄金の装飾に目を奪われる。
祭壇中央はイエスを抱くマリア像。

ここはサント・ドミンゴ・デ・グスマン聖堂の隣、サント・ドミンゴ修道院の跡。
写真は修道院の面影を残す中庭の風景。

サポテカ文明時代の埋葬品。
修道院を修復し、現在ではオアハカ文化博物館として開放している。

ジャガーの騎士の面。
博物館では近郊の遺跡、モンテ・アルバン遺跡やミトラ遺跡などから発掘された出土品など、様々な展示をしている。

ミシュテカ文明の王族の黄金製耳飾りの類。

黄金の指輪の類。
細かな細工、金属加工の技術は高い。

黄金のマスク。
モンテ・アルバン第７号墳墓から出土した。
アステカ神話における穀物の神、シペ・トテックの顔。

市内にはメルカドと呼ばれる市場がいくつかあり、ここは有名なベニート・フアレス市場。
ここは民芸品のお店。

ここはカウボーイハットやメキシカンハットの店。

ここは乾物の店。
魚の干物や干しエビなどを置いている。

オアハカ特産物の名物チーズがお勧めとの事で、市場内にはオアハカチーズの店が軒を連ねていたので、お酒のつまみにでもと買いました。