マレーシア、ジョホールバルから国境を越えてシンガポールへ。
ジョホール海峡を渡る道の脇には太いパイプが。
シンガポールは国土が狭いために水が不足。
マレーシアから水を輸入している。
マレー鉄道の線路も敷かれている。

シンガポールと言えばマーライオン。
誰もが知っているオブジェのこれは、シンガポール川の岸辺に置かれている。
ただし、期待していた割りには大した物では無く、がっかりさせられたと言う、世界三大がっかり物にもなっている。

この辺りはマーライオン公園として噴水もあり、整備されている。
ここのマーライオンは、本来なら口から水を噴出しているのだが、筆者が訪れた時はポンプが故障しているとかで、水は出ていなかった。

マーライオンは海のライオンの意味で、頭がライオン、体が魚という伝説の動物。
ここ以外には大小５体が設置されている。

これは公園のマーライオンの後ろに設置されている、小型のマーライオン。
夜景としては水も出ていて、こっちの方がきれいだった。

現地の人の憩いの場でもあり、子供連れやカップルのデート場所としてにぎわっている。
ここから見るシンガポール川岸の夜景がとってもきれい。

シンガポール川に面してビクトリア・シアターとビクトリア・メモリアルホールがあり、劇場やコンサート・ホールとして利用されている。
この時計塔はその間にそびえ、白亜の美しい姿をしている。
対岸のマーライオン公園からの風景。

シンガポール川のほとりに建つ最高裁判所の夜景。
マーライオンの夜景とボートキーの散策のため外出。
ライトアップされた最高裁判所の美しい風景に出会った。

市街地へ出かけるにはシンガポール地下鉄が便利。
入り口にはドリアン持ち込み禁止の看板が。

夕食はチャイムスと呼ばれる、旧修道院の跡地に造ったショッピング・モールのレストランで。
修道院の建物はそのまま残し、雰囲気のいい中庭を囲むようにオシャレなお店が並ぶ。

広大な広さのシンガポール植物園の一部に国立ラン園があり、観光した。
あまり花に興味のない人でも、ここのランの美しさには目を奪われることだろう。

一般的な温室での棚や鉢栽培ではなく、自然に自生しているままの生態展示が行われている。
ツルにからまったり、木の幹に生えていたり。

滝や川も作っていて、ジャングルを模している。
ラン園の規模では世界トップクラスとの事。

ここはマウントフェーバーと言う山。
シンガポールには大きな山は無く、小高い山だけ。
ここからはシンガポールの港、大きな観光船、ロープウェイでつながっているセントーサ島が見渡せる。

セントーサ島へ渡るケーブルカーの乗り場。
セントーサ島に建つ巨大マーライオンが見える。

シンガポールにはホーカーズと呼ばれる屋台村がいくつかあり、地元の人はもちろん、観光客にも人気。
ここは数ある中でも有名なホーカーズ、ニュートンサーカス。
数十件の屋台とたくさんの観光客でにぎわっている。

露店のお土産屋が並ぶ通りを奥まで行くと、中央には屋台村があり、その脇には室内型のテーマパークがあった。
水路を木船に乗って両岸にジオラマの様に展示物が置かれていた。

シンガポール川の川沿いに、にぎやかな通りがあった。
ここはボートキーと呼ばれるナイトスポットで、たくさんの飲食店が軒を連ねている。

ほとんどのお店が遊歩道横に野外席を出していた。
日が暮れて、お店からの様々な光に包まれるボートキー。

地元の人達もたくさん集まっていて、にぎやかなボートキー。
対岸の高層ビルの夜景がシンガポール川の川面に映りこみ、景色や雰囲気を楽しむだけでも来る価値はある。

ここはクラークキー。ボートキーを少しさかのぼった所にある。
ボートキーと同様に飲食街なのだが、子供用の乗り物やメリーゴーランドなど遊戯設備もおいていて、どちらかと言えばファミリー向け。
対岸にはリバーサイドポイントと呼ばれるスポットが光鮮やかな景色を見せていた。

シンガポールの観光はおしまい。
シンガポール空港にやって来ました。
ターミナルビルの中にもたくさんのランの花が置かれていた。
まるで植物園の様。

正式にはシンガポール・チャンギ国際空港。
ランの花が美しい。
この空港、東南アジアはもちろん、世界でも有数のハブ空港で、とても人気の空港。

シンガポールの出国スタンプ。